退職願い(辞表)について
退職願いの書き方をみなさんご存知でしょうか?
また、辞表と退職届けと退職願いの違いをご存知でしょうか?
会社が嫌になって退職願いを社長に突きつけて「もう明日から出社しません」などということは
法律から言っても駄目であることを知っていますか?
そんな退職願い(辞表)についてお勉強しましょう。
退職願いの出し方
退職願いはいつどのように書いて誰に提出すればよいのでしょう?
退職願いの出し方(はじめに)
まずは就業規則を読みましょう。そこに所定の退職願いが決められていることも
ありますし、いつまでに提出しないといけないか決められていることもあります。
退職願いは誰に出す?
所定の退職願いがあるならばそれを、無いならば以下の見本を参考にして退職願いを書いて
直属の上司に提出しましょう。社長に提出してはいけません。
退職願いはいつまでに提出する?
民法では辞める2週間前までに辞める意思表示を出さなければなりません。
なので、自分が辞める2週間以上前には退職願いを提出しなければなりません。
いきなり退職願いを出して「明日で会社を辞めます」というのは出来ません。
辞表と退職願いと退職届けの違い
辞表について
よくドラマで「辞表」を書かれた封筒を上司に叩きつけるシーンがありますが、
あれは一般的には間違っています。
「辞表」とは本来、部長や取締役クラスの人
が辞める時に使用します。
なので一般の社員が提出するのは「退職願」となるのです。
退職届けと退職願いの違いについて
法律的には退職届けと退職願いの違いはありません。
しかし、一般的には
退職届けと退職願いには以下の違いがあるとされています。
・退職願いは合意により労働契約の解約してもらう、申し込むという意味合いがあります。
・退職願いは会社の承諾権限者が「承諾」する旨を労働者に伝えるまでは退職願を撤回することが可能です。
・退職届けは最終的な段階で退職の意思を伝える。退職を会社に通告するという意味があります。
・退職届けは特別な事情がない限り、退職届けを撤回することができません。
上記の理由により一般的に退職を会社に届ける場合、退職届けではなく退職願いとなるのです。
退職願いの書き方(見本)
| 退職願(見本) (1)私は (2)一身上の都合により、来る平成18年1月1日をもって退職いたしたく、 お願いいたします。 平成17年12月1日 ○○○○課 自分の名前 (印) (3)□□□□□□株式会社 代表取締役社長 △△△△△殿 |
(1)書き出しを一番下にするのは、謙譲の意を表すための決まりごとです。「私こと」「私儀」という表現もあります。
(2)具体的な退職理由は上司に直接報告して、「退職願い(辞表)」には退職理由を「一身上の都合」とする一種のお約束ごとです。
(3)宛名は会社の代表である社長です。位置的に自分の名前よりも下にこないようにしましょう。
社長名の敬称は、「殿」としましょう。
退職願いを出す前に・・
転職活動を始めておこう
退職願いを提出する前に是非転職活動を始めておきましょう。人事の方が言うには、在職中に
転職を希望して面接に来られるのと、すでに退職して、無職で面接に来られるのでは、天と地の差があるそうです。
なので退職願いを提出する前にある程度、転職の目処を立てて起きましょう。
まずは
リクナビ
に登録して就職活動を始めておきましょう。
転職活動の方法は転職活動の流れを参考にして下さい。
退職願いの控えをとっておこう
退職願いは控えをとっておくようにしましょう。
会社側が退職願いを正式に受理していなかったため、
退職がスムーズにいかなかったケースもある。
民法で定められている14日前に確かに退職願いを提出したことを証明できるように、
念のため控えをとっておこう。
定年退職届の書き方(見本)
定年退職で退職する場合も「退職届」が必要となってきます。定年退職の場合は退職を願い出ている訳ではないので
「退職願」ではなく「退職届」となるのです。
会社に規定の「定年退職届」があるとは思うのですが、定年退職届の見本を載せておきます。
| 定年退職届(見本) 私は きたる平成18年○月○日をもって満65歳に達し、会社の就業規定によって定年 となりますので、ここに定年退職届を提出いたします。 平成18年1月21日 ○○○○課 自分の名前 (印) (3)□□□□□□株式会社 代表取締役社長 △△△△△殿 |


